東西南北からの富士山を月明りで撮る - TOP FOCUS - 宮本よしひさの撮る写真

東西南北からの富士山を月明りで撮る

たいそうなタイトルですが、そのようなことを1月27日に1日でやってみました。というと何かの課題のようでもありますが、結果としてそのような撮影をしてしまいました。

1月27日、日曜日はほぼ満月で、通常土日に観光地で撮影することは無いのですが、天候も見据えて深夜に出発しました。折からの気圧配置で北西の風が強く、逆さ富士は諦めていたので、まずは富士山の西側にある朝霧高原付近から撮影しました。雲一つない星空でしたが、気温は氷点下16℃、靴底からも冷たさが伝わる状況でした。

その後南下し、伊豆半島の付け根に午前3時ごろ到着。

実は星の周回運動を富士山と一緒に撮りたいと思っていたため、富士山の南側へ回り込んだのです。地図上では富士五湖などと比べかなり富士山から離れる為、月明りに照らされる富士山が見えるかどうかも微妙でしたが、なんとか撮影できました。一旦はもう少し西へ移動したのですが、波しぶきがレンズに付着したため長時間撮影は無理と判断して波が穏やかな漁港へ戻ってきたのです。

30秒設定で40枚、1200秒です。帰宅後、フリーソフトでコンポジットしたところ、北極星を捉えていませんでしたが、それっぽくは撮影できていました。

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その後、夜明け前には現地を離れ、再び富士山の西側の田貫湖へ行き、仮眠。その後精進湖、河口湖、山中湖と、富士山の北、東と周り、深夜0時前に帰路につきました。下の写真が昼間のようにも見えますが、月明りだけで西、南、北、東から撮影した富士山です。

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富士山は東西南北はもちろん、四季、太陽や月の角度、天候、富士山からの距離や標高など、多くのパラメータで見え方も変わってくる、登らなくても楽しめる数少ない山です。また違った富士山を撮りたい、そう思った一日でした。この日の車の走行距離は670kmでした。