TOP FOCUS - 宮本よしひさの撮る写真 - 2013年3月アーカイブ

2013年3月アーカイブ

小さな国、日本。とはいえ人ひとりにとっては十分広い国でもあります。

ボクにはまだ行ったことのない県が数多くあります。その理由の一つが車で移動できる範囲という枠を自分で作ってしまっていたからです。しかしその枠を少し見直してみることにしました。距離と時間を見直してみると、やはり高速道路のインフラ整備が20年前とは比較にならないほど進んでいたのです。

そして四国へ渡る大きな橋を撮ってみようと思ったのです。何の予備知識も持たず、カメラだけを持って出発しました。いやしかし延々高速道路を走ってもなかなか四国に近づかない感じでした。

やっとたどり着いたのが瀬戸大橋。岡山県と香川県の坂出市を結ぶ橋です。橋の途中にある与島PAという所で夜を明かしつつ写真を撮ってみました。今年で25周年を迎えるとのことで、25年も経過しているとカメラを構えて一晩中橋を撮っている人はまずいないようで、一人目立っておりました。

瀬戸大橋

夜が明けて、四国へ渡りました。色々な所へ行ってみたいと思っていましたが、やはり香川県といえばうどんという予備知識だけでは動きもとれず、気づけば鳴門大橋を渡って淡路島へ着てしまいました。

鳴門海峡の渦潮は見えるのか、などと思いながら鳴門大橋近くの道の駅で橋を撮って夜まで時間を使いました。渦は見えませんでした。

鳴門大橋

とりあえず帰るかという事で、鳴門大橋をあとにして明石大橋を撮り、帰路につきました。

何を撮ったか...橋だけを撮った長い旅路でした。ただ、本当に大きな橋でした。人間の高い技術力を感じるとともに、歴史こそ25年ですがエジプトのピラミッドや中国の万里の長城などと同じようにいずれ世界的な歴史的建造物になりうるもの、そう感じました。

ところで、翌週、さらに翌々週、四国にある愛媛県と高知県にも足を延ばすべく車を飛ばしたのはボクの性格上致し方ありませんでした。3週間の走行距離、7000kmです。橋の写真を沢山撮りました。そんなに橋にこだわりは無いのですがね。

岡山県の鷲羽山から撮った瀬戸大橋 香川県坂出市から撮った瀬戸大橋と星の周回運動 aswMG_0634.jpg 土佐湾で見えた天の川 aswMG_1734.jpg 四万十川河川敷

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月の光を侮るなかれ

月の光というのは、太陽の光の40万分の1ともいわれる程度の明るさです。でも、月明りの中を歩いて、自分の影が鮮明に見えたりしたことはありませんか?というわけで、毎度の月明りで撮る富士山をまたやってみました。

月はほぼ満月、2013年2月23日です。まずは河口湖へ向かいました。天候にも恵まれましたが、到着してみると富士山頂には雲がかかっていました。無風に近い状況でしたので、河口湖面にはその富士山がクッキリと映っていました。

夜の富士山、河口湖にて

次に向かったのは河口湖畔の北側の道路を西に進むと到着する富士五湖の一つ、西湖です。西湖からは山に阻まれて富士山を見ることができる場所が限られています。今回は西湖の西端、深夜2時前です。ここでも富士山には雲がかかっていましたが、露光時間を100秒以上に設定して、滑らかな雲にしてみました。ここでも無風で綺麗に逆さ富士が見えていました。

夜の富士山、西湖から

その後、最近何度も足を運ぶ静岡県の田貫湖へ向かいました。月もほぼ真上にあり、湖畔から撮影するとまるで昼間の写真のようになりました。

月明りで撮る富士山、田貫湖から

実は月明りで空全体が明るくなるのは太陽の出ている時と同じで、非常に濃い色ですが青空になっています。露光時間を長くすると空が青く写るのはこのためです。

ひとしきり撮り終えて、日の出を待ちましたが、気づいたら爆睡、目が覚めたら太陽が昇る直前でした。慌てて手持ちで数枚撮影、なんとかグラデーションが綺麗な空を富士山と一緒に撮ることができました。

夜明けの富士山、田貫湖から

このあとは静岡県の御前崎と浜岡砂丘へ行き、夕焼け空を撮影して帰路につきました。

冬の御前崎の海 浜岡砂丘の夕景

満月ではなくても半月程度からかなり明るい夜景を撮る助けをしてくれる月明り。太陽と異なり冬場でも真上から照らしてくれる時があり、不思議な影を創ってくれます。侮れません。

あ、ちなみに田貫湖から御前崎へ向かう途中、大井川鉄道で蒸気機関車を撮りに行きました。しかし見事に失敗写真大量生産しました(笑)

大井川鉄道の線路

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